牛乳中の生菌数測定

概要

牛乳や乳飲料中の生菌数をATP法で測定するには、菌体をロスすることなく試料に含まれる発光阻害成分(タンパク質、脂肪)を分離除去する必要があります。さらにはバックグラウンド上昇の要因となる体細胞や遊離ATPを除去する必要もあります。
高感度なルミノメーターと専用の試薬キットの組合せを推奨します。

実験系の構築をお手伝いいたします!

手順 (ATPアッセイ)

  1. 前処理試薬を添加 (遊離ATP、体細胞、脂肪分などを除去)
  2. ATP抽出試薬を添加
  3. ATP発光試薬を添加
  4. ルミノメーターで発光量を測定

推奨製品

試薬:牛乳の測定実績のあるATP発光測定試薬 (各社キット)
装置:シングルチューブルミノメーター (Berthold Technologies製)

この実験系には下記の装置が最適です!