中性子・γドーズレートモニター (パルス放射線用)

LB6419

中性子検出器LB6419は粒子加速器での線量とドーズレートを測定するために開発されました。この環境ではパルス放射線や高ビームエネルギーなど、線量モニタリングのために非常に特殊な条件が優先されます。従来の電離放射線用測定機器の多くはデッドタイムの影響を大きく受けるため、パルス放射線場での測定には適しているとは限りません。
さらに検出器の多くの種類では高いエネルギーまたは高いドーズレートに対して必要な感度を有していないため放射線場の強度を大幅に過小評価する傾向があります。

LB6419 特長

概要

  • 高エネルギーまたは高線量率に必要な感度
  • 中性子及びγ線の線量 (率) の測定
  • 即発中性子と遅発中性子の測定
  • 低エネルギー及び高エネルギー中性子の測定

特長

  • 3He及びシンチレーション検出器を搭載したデュアル検出器
  • 非パルス及びパルス放射線の測定
  • 中性子及びγ線を個別に同時測定

デュアル検出器

  • デュアル検出器デザインは特許を取得し、優れた測定を提供
  • パルス中のγ線ドーズレートはプラスチックシンチレーターでも検出可能
  • デュアル検出器デザインは他のどのREMカウンターよりもはるかに優れた安全を提供
  • 2つの独立したインターロック信号が安全の概念を完成

LB6419 主な仕様

ドーズレート検出器
種類有機シンチレーター、3He計数管
測定モード中性子及びγ線を個別に同時測定、即発中性子及び遅発中性子
温度範囲 (動作時)0 °C ~ + 40 °C
相対湿度≤ 80 % (結露なきこと)
メカニカルデータ
サイズ300 x 200 x 600 (L x W x H/mm)
重量約 11.5 kg
電源110 V – 230 V
インターフェイスRJ 45イーサネットコネクタ
アクセサリー (オプション)
PRMソフトウェアPC用ソフトウェア