動物組織・器官のバイアビリティー測定

概要

動物実験において摘出した組織や器官の状態を調べることは、データの精度や信頼性を高めます。組織や器官中のATP量を比較することで、外的刺激などの影響を相対的に判断することも可能です。
動物組織のATP量を再現性良く測定するには、操作中にATP量が変化しないように実験系を組む必要があります。これらを考慮された専用試薬キットと高感度なルミノメーターの組合せを推奨します。

手順 (ATPアッセイ)

  1. 動物組織をホモジナイズする
  2. 希釈
  3. ATP抽出試薬を添加
  4. 発光試薬を添加
  5. ルミノメーターで発光量を測定

推奨製品

試薬:組織や臓器などの抽出部位用のATP測定キット (各社キット)
装置:シングルチューブルミノメーター (Berthold Technologies製)

この実験系には下記の装置が最適です!