動物組織・器官のバイアビリティー測定
概要
動物実験において摘出した組織や器官の状態を調べることは、データの精度や信頼性を高めます。組織や器官中のATP量を比較することで、外的刺激などの影響を相対的に判断することも可能です。
動物組織のATP量を再現性良く測定するには、操作中にATP量が変化しないように実験系を組む必要があります。これらを考慮された専用試薬キットと高感度なルミノメーターの組合せを推奨します。
手順 (ATPアッセイ)
- 動物組織をホモジナイズする
- 希釈
- ATP抽出試薬を添加
- 発光試薬を添加
- ルミノメーターで発光量を測定
推奨製品
試薬:組織や臓器などの抽出部位用のATP測定キット (各社キット)
装置:シングルチューブルミノメーター (Berthold Technologies製)
この実験系には下記の装置が最適です!