全血または血液分画のバイアビリティー測定

概要

外的刺激や血管内皮の裂傷などにより全血中のATP量は変化します。また、分画した血球や血小板中のATP量を測定することも可能です。
測定は、血液検体に含まれる抗凝固剤の影響を排除した試薬構成、信頼できる再現性を得るために構築された操作フローはデータの信頼性を高めます。高感度なルミノメーターと専用の試薬キットの組合せを推奨します。

手順 (ATPアッセイ)

  1. 検体を希釈
  2. ATP抽出試薬を添加
  3. 発光試薬を添加
  4. ルミノメーターで発光量を測定

血液分画を使用する場合は、操作❶の前に分画処理を行ってください

推奨製品

試薬:血液中のATP発光測定試薬 (各社キット)
装置:シングルチューブルミノメーター (Berthold Technologies製)

この実験系には下記の装置が最適です!