N-SPC®非RI細胞障害性アッセイキット
試薬・消耗品

N-SPC®非RI細胞障害性アッセイキット

N-SPC®非RI細胞障害性アッセイキット

非RI細胞障害性アッセイキット

本キットは細胞障害性CD8陽性αβ型キラーT細胞、γδ型T細胞、NK細胞などの免疫エフェクター細胞が、腫瘍細胞やウィルス感染細胞などの標的細胞を障害し、細胞死を誘導する際に、その比細胞障害率(%)を非RI系で定量するために開発されたキットです。標的細胞障害の際、細胞質からの標識キレート剤の漏出を時間分解蛍光法で測定することにより、非RIで細胞障害性を定量化することができます。

主な特長

  • 自然漏出が少ない:BM-HT Reagentの加水分解産物であるHTキレートは、従来のEuキレート剤と比較し自然漏出が少ない。
  • 蛍光強度が高い:HTキレートは従来のEuキレート剤と比較し蛍光強度が高い。
  • 迅速な測定:漏出速度が大きいため、エフェクター細胞/標的細胞の混合培養時間が40分であり、4時間の培養が必要な[51Cr]クロミウムリリース法より迅速に測定できる。
  • 非RI:放射性同位元素を使用せず細胞障害性試験を行うことができる。

製品詳細

本キットは、細胞障害性CD8陽性αβ型キラーT細胞、γδ型T細胞、NK細胞などの免疫エフェクター細胞が、腫瘍細胞やウィルス感染細胞などの標的細胞を障害し、細胞死を誘導する際に、その比細胞障害率(%)を非RI系で定量するために開発されたキットです。

標的細胞障害の際、細胞質からの標識キレート剤の漏出を時間分解蛍光法で測定することにより、非RIで細胞障害性を定量化することができます。本キットで用いられている標識キレート剤は、標的細胞障害の際、速やかに細胞外に漏出するため、従来の[51Cr]クロミウムリリース法より迅速に測定が可能になっています。免疫エフェクター細胞と標的細胞との混合培養時間は、従来の[51Cr]クロミウムリリース法では通常4時間ですが、本キットでは40分となっています。

測定原理

  • BM-HT Reagentを腫瘍細胞やウイルス感染細胞などの標的細胞にパルスする
  • BM-HT Reagentが標的細胞内のエステラーゼにより加水分解され、HTキレートが生成する
  • NK細胞などの免疫エフェクター細胞が標的細胞を傷害すると、HTキレートが培養液に迅速に漏出する
  • 上清にEu Solutionを添加すると、HT/Eu複合体が形成される
  • HT/Eu複合体をレーザー光で励起すると、時間分解蛍光が観測される
N-SPC 測定原理

用途

  • 細胞障害性CD8陽性αβ型キラーT細胞が腫瘍細胞を標的とするアッセイ
  • Vγ2Vδ2 (別名Vγ9Vδ2) 陽性γδ型T細胞が腫瘍細胞を標的とするアッセイ
  • NK細胞がNK感受性細胞であるK562細胞などを標的とするアッセイ
  • γδ型T細胞やNK細胞などのFc受容体を発現する免疫キラー細胞が抗体でオプソニン化されたがん細胞などを標的とするアッセイなど
RIアッセイと非RIアッセイの比較

RI (51Cr) を用いた細胞障害性アッセイでは、放射能汚染を避けるために、サンプルのピペッティングやボルテックスによる混和を避ける必要があるため、サンプル間の値にばらつきが多くなります。非RIアッセイにおいては、サンプルの混和を頻繁に行うことができるため、サンプル間の誤差が低くなります。

※ N-SPC®は(株)テクノ・スズタが所有している登録商標です。

本シリーズの測定機器としてBerthold Technologies社のTriStar 5 が最適です。

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